幸せまでの道のり。

1年365日。
時間は同じ様に過ぎているのに、その時の感覚によって、時間は短かったり、長く感じたりするもの。
そして、世の中では、日々色々な事が起きている。
ものすごく話題になるものもあれば、人の目にすら映らない出来事も。
でも、それを現実として受け止めて生活していかなければいけないのが現実。
辛い事も、悲しい事も、嬉しい事も、楽しい事も。
その中で、嬉しい事や楽しい事が少しでも多かったら、きっと色々な事を頑張ろうって思えるのかもしれない。
生きてる感覚を一番感じれる気持ちだと思うから。
毎日どんな小さな事でも良いから、皆様が幸せを感じれる事、時間があります様に。
そして、そこに自分にとっての大切な犬達がいたら、一緒に幸せな時間を共に出来ますように。

皆様こんばんは。
KDP Kayoです。
随分BLOGの方があいてしまいましたが、先日これから新たに新しくお家へ旅立つ子のお家訪問へ行った際、ふと感じた事がありました。

卒業してから書く事の方が多いBLOGですが、たまには譲渡までの感じる気持ちを書こうと思います。

犬を迎えるご家族の気持ち。
新しい生活の始まる犬達の気持ち。
この文章で、皆様が色々な視野から色々な気持ちを感じてくれたらと思います。

犬達の譲渡が決まるまでには、それぞれの犬達の里親様になって下さるご家族とのお話、犬を連れてのお家訪問。
そして、譲渡が決まれば、新しいお家へ行くための準備。
そして、皆それぞれ新しいお家へと旅立って行きます。

犬も一頭一頭違えば、迎えて下さるご家族もそれぞれ違います。
でもそこに共通する事は、お互いが月日を重ねるごとに幸せって思える事だと思います。

そうしなければ、また同じ事の繰り返しになってしまうし、迎える意味がただの犬と人が暮らすだけという事になってしまうから。

何百の犬を譲渡しても、その犬とその犬を選んで下さったご家族が共にどういう風に暮らしていくのか?
私は、いつもお話しさせて頂いてからその都度考えます。

例えば、とても良い優しい方にこの犬が欲しいと言って頂いてもそれだけでは譲渡は出来ません。
そのお家のライフスタイルとかけ離れていたら、きっとそれはお互いに幸せではないでしょう。

でも、その気持ちはなるべくなら叶えてあげたい。
そこを、見極めなくてはいけないのが、毎日犬達と暮らし、その子その子の特徴を見ている自分ができる限り説明し、導いてあげるのが私の役目です。

私は、犬達の良い所はあまり里親希望者様にはご説明しません。
あえて、悪い所や癖などを先に説明します。
なぜなら、良い所は沢山あっても構わないし、もし本当の家族になった時にそれはお互いに引き出し、喜んでくれるのが一番良いと思うからです。

何故、悪い所や癖などを先に説明するかは、そういう事もあってその子だから。
そして、一緒に生活する上で、それが人にとって苦痛になってしまうと苦痛の方が幸せよりも先に出てしまうから。

どんなに犬の幸せを考えても、人あっての犬達。
犬達に全て合わせるのではなく、自分達の生活に犬達を取り入れる。
それが、犬達とうまく暮らしていく事ではないかなと思うからです。

新しいお家に行ってから、そういう悪い所や癖が嘘の様になくなる子いますが、逆にエスカレートする子もいます。

それも全て含め、お互いが信頼しあっていけるのが家族になっていく事だと思います。

そして、ある譲渡会に来て下さったご家族が、一頭の犬をを選んで下さいました。
その一頭の犬を選んでくれたのは、ご家族の中の中学生の女の子。
「自分のお誕生日に保護犬を迎えたい」。
でも選んでくれた犬は、とても情深い子なので、直ぐには他の子よりも慣れるのに時間がかかる。でも、賢いとても美人な女の子。

後日、お家訪問に行かせて頂きました。
不安を言えば…。
脱走は大丈夫かな?
懐くまでに時間がかかりそうだけど、その期間を中学生のお姉ちゃんは耐えられるかな?
凄く繊細なこの子は新しいお家に行って馴染めるかな?
など色々。

でも、私はこの中学校の女の子の気持ち。
そして、誰が決めたわけでもない、自分の考えでそう思った事をどうしても尊重してあげたかった。

私が中学生の時にはそんな頭はきっとなかったから。
でもね。
なんとなく中学生のお姉ちゃんに会った時、この犬とかぶる所があって。
私が思うよりも、きっと仲良くなれるんじゃないかな?と。

選んで下さった犬の方も、確かに情深いけれど、頭の良い子。
きっと自分で状況を理解するのではないかなと思いました。

何にでも共通する事だと思いますが、不安ばかりを恐れていては前には進めない。
少しでも可能性や感じる事があるならば、それを信じたいなって思います。
それが、お互いに素晴らしく花が開く時があるからです。

そして…。
中学生女の子が今感じた事。
そして、大人になった時、このお誕生日を思い出し、この時の気持ちを忘れないでいて欲しい。

この先のご報告はまた改めて書かせて頂きます。
続く…。

犬達が、新しいお家に行くまで、里親様も犬達もそれぞれに色んな事を一生懸命に考え、感じていると思います。

そして、迎えた後も、はじめはお互いに分からない事も沢山。
そんな時行き詰ってしまう時もあると思います。

何かの偶然が重なって、事故や脱走が起きてしまう事もあります。

けれど、みんな一生懸命1日1日を、家族になって行こうと頑張っています。
本当に犬達を幸せにしてくれるのは、1つ1つのご家族だから。

何かあった時、それが嬉しい事は勿論。
しんどいと思う時期も勿論。
家族になっていく過程での支えになれるのも、その犬達を知る私達。

「譲渡して頂いてありがとうございます」。
と皆様言って下さいます。
けれど、それは逆で、
「犬達を幸せにしていただきありがとうございます。」
そして、犬達には、
「新しい旅に行ってらっしゃい。」

と、いつも心の中で思ってます。

           Enjoy life with your dogs!!

                                             KDP  Kayoko Shimada

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喜びと悲しみ。

また新しい年を迎え、また新たな1年が始まる。

みんな色々な1年があり、またそれを積み重ねて新しい一年を過ごしていく。

ここで過ごす1年は、普通の1年よりも遥かに喜びや哀しみを感じる1年の様な気がします。

皆様こんにちは。

KDP Kayoです。

また新しい年を迎えましたね。

今年もよろしくお願い致します。

春夏秋冬や、月日を忘れてしまうくらいめまぐるしい日々が続き、日にちや時間の感覚さえなくなってしまう様な、そんな日々をなんとか戻さなければいけないと心の中で思う。

それは、色んな事を感じ、思い、考え、それが重なれば重なるほど思うのでしょう。

けれど、心はその脳についていかない時もきっと多く、

そんな時は、時の流れに任せる事も必要なのかなとも思います。

年を跨いでしまいましたが、お山から巣立っていった子達です。

《リッキー》

見た目も可愛い。

性格も良く、人が大好きだけどちょっと怖がりな男の子。

犬付き合いもうまく、お子様と仲良くなれそうな少年の様な子です。

譲渡会に出ても人気があり、どんなお家でも行けそうなそんな子です。

でも、どんなお家に行けそうな子でも、そこにはちゃんとご縁があり、ストーリーがあります。

4.、5年前、バドと言う子がいました。

バドはとても素敵なご家族に出会い、大切に大切にご家族に愛されました。

そしてバドは、幸せな生活を送り、幸せな気持ちと共に空へとのぼって逝きました。

それから何年か経ち、バドの里親様からご連絡がありました。

それは、まだリッキーに出会っていない全く違うお話で。

そして、バドの里親様は、そのお話の事でお山に来てくださいました。

そう物語は始まっているんです。

お山に来て下さったバドの里親様は、沢山いる犬達の中からリッキーが目にとまりました。

そして、私達もリッキーが良いなと思っていました。

きっと、バドがリッキーを導いたかな?

そんな風にも思いました。

そして、リッキーをご家族に迎えて下さいました。

とても優しい、お母様、そしてご夫婦、しっかりしたお子様のいるとても素敵なご家族です。

リッキーはすぐにお子様達と仲良くなりました。

Sご家族様。

リッキーをご家族に迎えて下さりありがとうございます。

リッキー貴方は幸せね。

これからも沢山の思い出を自分の大切にしてくれる家族と作ってね。

おめでとう。

《クレナイ君》

ちょっと大勢の犬達は苦手そうな、でも人は大好きな性格のとても良い男の子。

そんなクレナイ君は、日々頑張っていました。

そして、だんだんと慣れ、 他の犬達とも仲良くやっていました。

でもきっと心の中は毎日頑張っていたんだろうね。

そんなクレナイ君にも、そんな様子を知ったかの様にご縁がきました。

いつもお世話になっている方からご紹介を頂き、クレナイ君には素敵な家族が出来ました。

ご紹介して下さいましたS様。

クレナイ君をご家族に迎えて下さいましたN様。

ありがとうございます。

クレナイ君は、お家に行ったその日から、もうそこに何年もいる様な、何の違和感もなく、ご家族に溶け込んでいました。

これからの毎日を幸せにね。

クレナイ君。

幸せになる姿は、みんなご家族も犬達も輝いています。

その姿は、とても美しい。

私もここに来る前、5頭の里親となりました。

今は譲渡する側ですが、私も1人の人として5頭の里親です。

そこには、私とその子達との大切なストーリーがあります。

その子達の親になってから、どんな立場にいても変わらない気持ちがあります。

譲渡させて頂く度に、その時に感じる気持ちや、そこから始まる色々な毎日を思い出します。

そしてそこには、その子達の親になれた事。

日々の生活で共に出来る幸せな事。

時には大変な事もあるけれど、残る物は楽しさと幸せな事ばかりです。

愛する事は、決して「愛そうとか愛してあげなきゃ」とか思う事で生まれる気持ちではありません。

日々生活していき、日々を積み重ね、その子達それぞれの魅力を感じ、お互いに自然に生まれる気持ち。

その気持ちが自然に生まれる子達に出会えた事は、自分の人生の中でとても幸せな事で宝になります。

その5頭の中の3頭は、福島で自分の手で保護をし、親子でもあった為、3頭でというのが譲渡の条件でした。

福島での震災を、親子で生き抜いた子達。

でもその頃の私は、仕事もしていたし、犬の知識もなく、3頭を迎えられるのか不安でいっぱいでした。

その子達の為に家を借り、迎えいれた時は、何もかもが初めてで全てに一生懸命でした。

そして、感じる全てが毎日違っていて、人はこんなにも色んな事を感じるんだと思っていました。

それはきっと、その子達が自然と私の心を動かしたから。

月日は経ち、だんだんとお互いに色んな事が分かってきて、一生懸命が変化をし、楽しさや嬉しさや愛おしさに変わっていきました。

一緒に3頭と共に暮らし、1年位経った時、新たに2頭の家族が増えました。

同じ人はいない様に、同じ犬もいない。

みんなそれぞれに想いがある。

そして、3頭親子の中の女の子。

「みんみん」。

心から愛するみんみんは、年末に空へとのぼって逝きました。

言葉では表せない気持ちと、心の中にポッカリと空いた穴。

それはきっとこれからもそう。

けれど、時間は止まる事なく過ぎていく。

でも心の中は止まっている。

それでも、1日1日をやらなければいけない事と過ごしていく。

その止まる心はきっと、自然に任せる事しか出来ないのかもしれません。

愛するからこそ感じる気持ち。痛み、感謝の気持ち。

その時を精一杯生きる事を教えてくれたみんみん。

心から「ありがとう。」

そして、これからも私は変わらず、そこに姿はなくてもみんみんを心から愛し、そこに姿ある家族達を守る事でしょう。

Kayoko Shimada 2019年12月28日 17:27
 
『心から愛するみんみんへ。』
みんちゃん。
あなたの犬生は幸せでしたか?
沢山お散歩して、沢山ご飯食べて、沢山一緒に笑って。
しんどい事も一緒に乗り越えて。
きっと幸せだったかな。

そう思っていてくれたら私はそれだけで嬉しいです。

みんちゃんの親になって、
みんちゃんのお父さんDEE kunとお兄ちゃんBEEkun
がいて。
親子でいつもガハハ〜ってしてて。
みんちゃんのいつでも明るく、強く、そして可愛らしく、素直で優しくて、そんなみんちゃんが大好きです。
1年ちょっと前病気が分かって2人で決めたね。
『病気と友達になろう』って。
それからもみんちゃん沢山沢山頑張っていつも笑っていたね。

私はね1つ自分で決めていた事があるんだよ。
みんがどんな状況になっても自分にもみんちゃんにも後悔しないようにする事。
みんちゃんとの時間がとても大切だから。

みんちゃんが何週間前からあんまり調子が良くなくなったね。
その時にね
みんは頑張らなくて良いよ。
みんちゃんの赴くままに生きて欲しいと思った。
みんちゃん。
だから私は後悔していない。
みんちゃんにしてあげたい事を沢山出来たから。
後悔してたらみんちゃんに申し訳ないよね。

昨日の夕方は抱っこして一緒に夕日を見れた。
みんちゃんの感触と匂いを感じながら。

今日の明け方私の顔の上にふわっと顔をのせたね。
みんちゃん。
それが最後の合図だよね。
最後は苦しまず子供の様な顔で。
みんちゃんの生き方はとても素敵よ。
また生まれ変わっても家族でいようね。

数えきれないくらいの写真と思い出と気持ちと沢山の物をみんは残していく。

みんちゃん。
でもね。
正直物凄く寂しい。
なんとも言えない気持ちとぽっかりとなんだか穴があいてしまった感じ。
埋まる事のない穴。
当分時間がかかりそうだよ。
でもきっとみんは笑っているだろうな。
お花畑で大好きなミツバチさんに会っていますか?

天使の様なみんちゃんは本当の天使になったね。
みんちゃん。
まだまだね話たい事は沢山あるの。
でも心の中でまた一緒にお話しましょうね。

心から愛するみんみん。
これからもずっと心から愛しています。
また会えた時、
また一緒に走ろうね。

そしてあなたに会えて、共に出来た事。
『ありがとう。』

令和元年 12月28日 AM3:30
みんみん 永眠。

 
命があるものと共に生きる事。

自分も同じ。

楽しさ、嬉しさ、悲しさ、寂しさ、色んな気持ちを

全てを共に感じて、それぞれその人や、その犬にしか感じられない気持ちがあると思います。

その時間を当たり前に過ごせる、普通の事は一番幸せな特別な事です。

今年一年も、皆様が大切なパートナーとなる犬達と少しでも幸せな日々が多い年であります様に。

KDP Kayoko Shimada

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永津材木店さん

永津さんにはもう20年もお世話になっています。
過去には店舗の木も、引っ越し先のウッドデッキも、一から作ったKDPシェルター全ての木も、永津さんの木です。
 
そしてありがたい事に永津さんはKDPの里親様でもあります。
 
人との繋がりが減った今、例えばガソリン、お酒、材木、あのおじさんがいるセルフでは無いスタンドまで足を伸ばしてお喋りを交わし入れるガソリン。馴染みの店主のお勧めを聞いて選び頂くお酒。
ホームセンターには無い専門的な木のプロと会話して木を見て頂く材木。
 
金額では無い同じものでも価値が変わる買い物。
セルフには無い暖かさ。
木で何かを作る時に浮かぶ永津さんの顔。
親父の顔が浮かぶ酒。
安さでは無くてそんな気持ちの部分で私は選んでいます。
 
薪ストーブやペレットストーブの販売施工もしています。

 
これからの季節、是非是非、永津さんにお問い合わせ、お寄り下さい。
 

https://nagatsu-zaimoku.com/ 永津材木店

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時の流れの感じ方。

季節の変わり目は、少しずつ変化していき、次の季節を迎える準備をしている。

どんなに太陽が出て暑くても、日は短くなり、朝晩は涼しい。
秋も良い季節だけれど、大好きな季節の終わりは少しずつの変化が少し淋しい気もします。

季節の流れも、大好きな事や楽しい時間はあっという間に過ぎてしまう。

時間の流れは同じなのにそれと少し似ている様な気がします。

皆様こんばんはKDP Kayoです。
久しぶりにブログを書かせて頂きます。
ちょっとお時間がある時に読んで下さいね。
みんな少し前になってしまいましたが、お山を巣立って行った子達のお話です。

みんなもそれぞれ暑い夏を素敵なご家族達と楽しんだかなぁ〜。

『コハル』


お山に来た時はあまり喜怒哀楽がなく、寝るのも緊張して、立ったまま寝ていました。
少しずつですが慣れてきてお散歩にも行けるようになりました。
性格も凄くのんびり屋さん。

本当は人が好きなんだよね。
そんなコハルは、譲渡会に来て下さったご家族のお姉ちゃんが一目惚れ。

犬を飼うのは初めてだと言っていましたので、人に慣れるまでの心配がありましたが、このお姉ちゃんのセンスを活かし譲渡させて頂きました。
ん〜やっぱり。
コハルも分かっているね。

コハルの表情はそんなに時間が経たずに変わっていきました。

自我も出てきて。
間違ってなかった。
もうちゃんとした家族がいるよ。
幸せになってコハル。
ご家族の皆様、そしてお姉ちゃん
コハルを迎えて下さってありがとうございます。

『そら豆タロウ』

年齢も若く、性格もとても前向き。
そして美男子。
何を理由に捨てたのかな?
と一瞬見たら捨てる理由なんてなにもなさそうなダックスの男の子。
でも、捨てる人はどんな事でも理由をつけるからね。
でもそら豆。
そんな所にいるよりも君はまだ若いから良いお家を見つけようね。
絶対に幸せになれるから。
と思っていた矢先。
1つのお問い合わせがありました。
先住犬だったダックスが亡くなり、その子も保護犬でした。
そして是非そら豆に会いたいと言って下さったご家族。
他にも先住犬の子が2頭います。
そして、譲渡会で実際にそら豆を見て頂き、ご家族に迎えて下さる事になりました。
先住犬2頭の子も性格も良くとても可愛い子達。
そら豆もこれから沢山幸せにしてもらえる事でしょう。
M様ありがとうございます。

とても良い環境で暮らすそら豆は、海を走り回り、向日葵畑を歩き、遊び疲れて毎日ひっくり返えって寝ています。
里親様から送られてくる写真には笑顔しかありません。
これが日常にある最大の幸せ。
そら豆沢山幸せをこれからももらうんだよ。
おめでとう。

『ルーシー』


美人さんだけどこの犬種の子はみんなだいたいうちにガリガリでやってきます。
なのでまずは太る事が第1。
そして、だんだんと肉が付いてくると、とてもカッコいい姿になっていきます。
人にも犬にも性格が良いのが特徴。
今までに何頭もこの犬種はいましたが、歯を当てる子がいません。
そして、だいたいの子が上手にお散歩をします。

ルーシーは譲渡会に参加したのはホントに数える程度。
何年も譲渡会に参加する子もいれば、あっという間に決まってしまう子。
ご縁はその時に来るものですからね。
そして、ルーシーに一目惚れされた1人の女性。
今までに何十頭の保護犬を順番に飼われてきた方です。
譲渡会に、十数頭の犬がいても迷わずその犬だけを見に来て下さる方がいます。
それは、とても難しい事なのですが、凄いなと思う所でもあります。
だってどの犬もその日初めて会う犬達なのに、その子だけという決意があるからです。
そして色々なお話をさせて頂き、何回か譲渡会に通って頂きました。
変な意味ではなく、気に入って頂けたからだけでは譲渡は出来ません。
里親様にも、そして犬もお互いが幸せになれる為に。
そして、色々なお話を含め、譲渡をさせて頂く事が出来ました。
K様
お時間を費やして頂きましてありがとうございます。
その時間があり、ルーシーはとても幸せに暮らせる事が出来ています。
ルーシーのお母さんはとても素敵な人。
おめでとう。

『オニギリ』


容姿は少し丸くて可愛らしいビーグルの男の子。
でも、少しワガママで新しいお家に行くまでは少しお勉強が必要です。
ワガママでも良いかもしれない。
一頭だったら。
でも、集団生活で暮らすのにはそれなりのルールがあります。
それは、お家で暮らすのもそのお家のルールがあるからね。
学んで損する事はない。
君が知らなかった知識が出来たらもっと過ごしやすく色んな事が見れると思うよ。
オニギリちゃん。
あなたは結構いっぱいいっぱいの中で頑張りましたね。
頑張ったから良い家族があなたを迎えに来てくれたのかもね。
オニギリのご家族になって下さったご夫婦はとても優しい方です。
でも、その優しさの中にもしっかりと躾も出来る方です。
ならばきっとオニギリは大丈夫。

そして、毎日沢山のお散歩に行ってもらい幸せに暮らしています。
良かったねオニギリちゃん。
A様ありがとうございます。

人も10人いれば、容姿も性格も様々。
犬も10頭いれば容姿も性格も様々。

だだ人は言葉で色々伝える事が出来ます。
けれど、言葉を使う分気を遣ったり言葉を選んだりする事もその場面によってあると思います。

犬は言葉は話せないけど、それを体と表現で伝えます。
人よりも遥かに今思うそのままを伝えている気がします。

色んな話し方があると思うんです。
言葉って。ただ発するだけが言葉ではない。

それがお互いに年月を重ねていき、交わせるようになるときっととても楽しい事に変わる。
そうすると、初めに書かせて頂いた季節と同じ。
あっという間に年月が過ぎてしまう。
辛い事を乗り越えた楽しい時間と共に。

毎日暮らしていれば人だって犬だって嫌になる事はあるでしょう。
それは当たり前の事です。
でも、その当たり前がなくなってしまった時はきっととても淋しい。

だから、家族になった子。
今過ごしているなんでもないと思っている時間をとても大切にして欲しい。
そして、今しんどい事があったら頑張れば幸せに変わると思って欲しい。
犬と暮らすってとっても素晴らしい時間だから。

 残り少ない夏。

皆様も楽しんで下さい。

もう秋はすぐそこに・・・。

KDP Kayoko Shimada

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幸せ導く譲渡会。仲良し組の幸せ物語。

長い長い冬の終わりをみんな待ちわびていたかの様に、木々は緑の綺麗な葉を付けだし、蕾だった花達は太陽に向かって花開く。
桜も咲き始め、そよ風が吹き、景色も感じる空気もとても明るく感じる季節になりました。
皆様こんばんは。KDP kayoです。
毎日を過ごしやすくなったこの時期。
気分も少し明るくなりますね。
先日開催させて頂きました湘南国際村譲渡会。
今回から場所が変更になりましたが、新しく場所を提供して下さっています社会福祉法人ライフゆう様。
トヨタカローラ横浜様ご協力のもと無事に開催することが出来ました。
ありがとうございます。
この場をお借りいたしましてお礼申しあげます。
そして、場所が変わり準備等も少し変わりましたが、いつもお忙しい中お手伝いしてくださっています
KDPstaffの皆様のおかげでとてもスムーズに譲渡会を開催する事が出来ました。
皆様いつも気持ちよく、本当に素敵なstaff様達です。
ありがとうございます。
子安の里農家様もいつも新鮮なお野菜をありがとうございます。
アーセンプレイス様。
この度も、皆様に美味しいコーヒーを提供して頂きましてありがとうございます。
アーセンプレイス様特製「わっぱ飯」も販売してくださり、お店ではKDPドリップパックをオリジナルで作って下さり、その売り上げをご寄付して下さっています。
ありがとうございます。

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フリマで出品させて頂きましたTシャツも沢山の方にご購入頂きました。
売り上げは、主に犬達の医療費として大切に使わせて頂きます。

お越し頂きました里親希望者様。
物資ご寄付を下さいました皆様。
ありがとうございます。

いくつかよいご縁がありそうな感じがします。

そして・・・。
お山には、センターに入る前から共に一緒にいた二頭のとても仲の良い「おやびん」と「テッド」と言う子がいました。
お山の中でもどこにいてもいつも一緒。
そんな二頭は、とても早くお互いにそれはそれは幸せなご家族の元へと旅立っていきました。
おやびんは、ただただ可愛らしい小さな男の子。
他の犬に嫌なこともせず、控えめ。
どんなお家にいっても大丈夫なとてもよい子です。
そんな、おやびんを迎えて下さったご夫婦は、KDPからすでに二頭の子をご家族に迎えて下さりKDPsatff様でもありますご夫婦。
すでに二頭の子を幸せにして下さっているお二人には何の心配もありません。
そして、おやびんは「きなこ」という可愛い名前を付けて頂き、KDP先住犬二頭含め
「ダンゴ」「アズキ」「きなこ」と和菓子トリオになり、きなこももう既に生活になじみ幸せに暮らしています。
M様この度もありがとうございます。
お届けの日。
KDP里親様でもあり、staff様でもありますH様、O様もきなこを一緒に迎えて下さいました。
みんなに迎えてもらったきなこ。幸せだね。
でも、これからは幸せな事が山ほどあるよ。
おめでとう。

テッドもおやびんと同じく、とても性格が良く、気がしっかりしているとてもよい子です。
テッドもどんなお家でも大丈夫な子です。
でも、そういう子でもちゃんとしたご縁があるものです。
譲渡会に何回か来て下さっていたご夫婦。
けれど、譲渡会ではちゃんとお話をしたことはなかったのです。
そして、たまたまみんなのお散歩をしているとき偶然にこのご夫婦にお会いしました。
色んなお話をして、後日譲渡会に来て下さいました。
どの子を見るわけでもなく「テッド」を希望して下さいました。
お散歩でお会いした時のお話で私は心の中で、「テッドの家族になってくれたらいいな」。
と思っていたお二人がテッドを希望して下さいました。
素直に嬉しかった。
そして、「テッド」を正式に譲渡させて頂きました。
K様ありがとうございます。
お家に居るおばあさまも、とても楽しみにテッドを待っていて下さいました。
k様のお家は代々ずっと犬がいたお家。
その代々居た子達は、みんな名前に「サモ」という言葉がついていたそうです。
テッドも代々受け継がれる「サモ」を頂き、「サモテッド」という名前を新しく付けて頂きました。
譲渡したその日からもう何日もいるかの様にとても幸せに暮らしています。
おめでとうサモテッド。

この二頭にとって、一緒に過ごした日々は、きっとお互いにとっての宝物。
そして、これから生涯を共にするそれぞれの自分にとってのかけがえのない家族は一生の宝になる事でしょう。
心の中にも桜が咲いた君たちへ・・・。
                                「おめでとう」。

KDP Kayoko Shimada

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人にとっての犬 犬にとっての人。

冬の朝どうしても氷の様に固まる体。
その体を動かす為に時間がかかる。
犬達は起きてすぐに行動して…。

羨ましいなぁなんて思ったり。
桜の咲く季節が待ち遠しく青空を見ながら思ったりします。

皆様こんばんは。
KDP Kayoです。

新しい年に入りもう1ヶ月が過ぎ、
月日は流れていくのは早いものです。
そんな中でふと思い、感じたりする事。

頭の中によぎる物を言葉としてお伝え出来たら良いなと思います。

人はなぜ犬と暮らすのか?
その大半は犬が好きだからだと思います。
でもいざ暮らして見ると、自分が想像していたよりも大変な事やうまくいかない事も多いはず。

『可愛い』。というだけではなく、その事を忘れてしまうくらい大変と思ってしまう時もきっとあるでしょう。
そうすると、その事だけに追われ、一緒に暮らす楽しさを余裕がなく忘れがちになります。

でもそれは犬と暮らすだけでなく、自分にとって何か生活が変わればどの事にも共通するのだと思います。

例えば、自分が今までやっていた事と全く別の事を始めた時。
大切な家族が居なくなってしまった時。
逆に自分にとって大切な家族が増えた時。

他にも沢山の出来事はあるけれど、そこにはとても沢山の不安もあれば、悲しみもあり、そして喜びもある。

喜びは直に受け入れる事は出来ても、不安や悲しみは、喜びを受け入れるよりも、心がしんどく、時の流れがとても長く感じてしまう。

何をしてもうまくいかなかったり、諦めてしまったり。
でも思うんです。
毎日を暮らしている中で、小さな喜びや悲しみはきっといつでもある。
その積み重ねは、絶対に無駄ではないし、自分の中の試練にぶつかった時に強さに変わると。

生き物と暮らす事は、自分の好きな物を自由に置くのとは違います。
自分と同じ。
ちゃんと命がある事。
そして、いつか絶対にその命に終わりが来る事。
だから当たり前に考えて、大変な事は沢山あると思います。
でも、その大変さを乗り越えた時、言葉でない心の会話は、とても愛おしい物に変わり、人も犬も絆がひとまわりもふたまわりも大きくなるでしょう。

『あなたに何があっても大丈夫よ』。
と自分が自分の犬に対して思えた時、きっと犬達も
自分の親である人を信じ、生活していくのではないのかなって思います。
そこには、焦る必要もなく、無理に言い聞かせる必要もない。
そして、もしその子に何かあった時、
『大丈夫かな?どうしよう。』って大切に思えば思うほど色々考えると思います。
でも、とても大切に思うのであれば、
今何がしてあげれるかな?
って考えを少し変えれば、一緒に暮らせる時間をもっと大切に、
そして心配を吹き飛ばしてあげるくらい楽しい時間を過ごせたら、その子の命の終わりにきっと後悔は少ないと思います。

人が悩むよりも、遥かに犬達は強く、そして前向きに人よりも何倍もの速さで年を重ねていると思います。

自分と家族になれた犬。
それは誰しもが家族になれるわけではなく、きっと何かの結びつきがあり家族になる。
せっかく出会えた命達。
犬達から見れば、せっかく出会えた自分の家族。
自分達にしかない素晴らしい『Beatiful Life』。
それは、贅沢な暮らしでもなく、当たり前の幸せと、お互いの意思の疎通と、安心感とただ毎日を普通に生活出来る事。
毎日決してうまくいかない事があっても怒ったり、怒られたりしても、それでもお互いがその時に一生懸命向かい合える事は幸せな事。お互いが毎日を暮らすにはそれぞれのルールは必要だからね。
そんな気がします。
人も犬もずっと元気でいれたら良いけれど、そうもいかない時もある。
何かに悩み今解決策がなく、毎日を過ごしていたとしても、
次の日は少し気持ちを変えるだけで違った日になる時もある。
全て考える事は、きっと命と向き合っている証拠。

笑ったり、喜んだり、泣いたり、悲しんだり、沢山の事を自分の大切な犬達と感じて欲しい。
そして、行き詰まったらどんな事でも一度リセットして始めればいい。
人は人らしく。
犬は犬らしく。
そこにある幸せを噛み締めて欲しい。

今一緒にいる家族としての犬達。
きっと犬達も家族になろうと頑張っている。
そして、これから犬達を家族に迎えようと考えている皆様。
心配や不安は沢山あって当然だと思います。
だってみんなはじめは知らないもの同士だもの。
でもちゃんと家族に迎えようと思った時、今までの
平凡な幸せはいつもあっても、そこに加わった波乱万丈な毎日は、また違った幸せがあります。
自分にとっての犬。
たまには犬の気持ちになって考えてみる。
きっと自分の考えとは違うことが見えますよ。


KDP Kayoko Shimada

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心のスペシャリスト

人はみんな色んな気持ちを持ち、全てがうまくいくスペシャルな日もあれば、時にはそのバランスが取れなくなりどうして良いかわからなくなる時もあったり。

でもそれが人であり、心。

皆様こんばんはKDP kayoです。
随分と寒くなりましたが皆様お身体大丈夫ですか?
私事ではありますが、少し体調を崩しまして、その時に改めて感じた事を今回はblogに描かせて頂きたいと思います。
日々過ごしている中で、色んな事を感じ思い、でも当たり前の様な当たり前ではない事は、何かいつもと違う出来事がなければ、当たり前の様に過ぎてしまい大切さに気付かなく過ぎていってしまう事もあると思います。

皆様の日々の中でスーッと心の中に溶け込み、読んで頂けたらなと思います。

毎日それぞれ色んな生活があり、色んな事を思い、きっと嬉しい事や、楽しい事ばかりではなく、しんどい事や、悲しい事や、投げ出したくなる事も沢山あると思います。

けれど、楽しみがあるからしんどい事も頑張る。
しんどいけど、楽しみがあるから乗り越えられる。
その繰り返しでみんな色んな事を乗り越えていく。

でも、どうしても人生の中で自分の中で何かにぶつかった時、
そこに解決策や道を開いてくれる事が見つからない時。

そこに選択肢を与えてくれる事は人それぞれ。
でも、私は思うんです。
この活動をしていて一番感じる事。
そして、自分も助けられている事。

例えば、凄くお金持ちだったら、自分のやりたい事や、自分の欲しい物もなんでも買える。
そして、なんでもやりたい事も出来ると思います。

でも、1つだけ出来ない事は、お金で気持ちは買えない事。
どんなにそこにお金があったとしても本当の心は買えない事。
もしそれがお金で買えてしまったらとても悲しい事。

生きている中での価値のひとつは、心が豊かな事。
そんな心と心が沢山集まって支えられている人と犬達。

里親様も、KDP staffの皆様も、みんなそこにあるものに対し、特別ではなく、犬達と家族になる事もそう
何か出来る事をと一緒になって考えてくれ行動してくれる方達。
立ち止まりそうになる心を支えて下さる方達に本当に支えられていると思います。

そして、皆様の協力があってこそ幸せになっていく犬達。
人も人あってこそ頑張れる。
そこには感謝しかなく、心から『ありがとう』しかない。

確かに犬の世話は毎日しなければいけない。
でも、それは犬がいる家庭でも同じこと。
だから、犬のお世話をする事は、偉い事でもなんでもない。
確かにシェルターは1つの家庭で暮らす犬達よりも、我慢は多いと思う。
でも、KDPにいる犬達は、誰にも触れられないわけでもなく、
みんなそれぞれ色々な考えで一頭一頭にどういうお家が合うか
導いてくれる沢山の人に守られている。
それは、違う意味で考えれば誰にも気付かれずにいる子達よりも幸せな事だと思う。

心が裕福な人は、人として動物にも人にも全てに平等だと思う。
特別でない優しさこそ本当の優しさ。

KDPに関わって下さっている全ての皆様は、私は、『最高の仲間』と心から思います。
犬達は、その気持ちを何倍も感じ時を重ねている。

今日開催させて頂きました譲渡会も、沢山の方にお越し頂きました。
お越しくださいました皆様、ご支援してくださった皆様、近隣住民の皆様、KDP staffの皆様寒い中ありがとうございました。
皆様のご協力により無事に開催する事が出来ました。
その時にご縁はなくとも、譲渡会で犬達は沢山の方に出会い、ひとつでも嬉しい気持ちや楽しい気持ちが増えた事でしょう。

次回譲渡会は12月23日 日曜日。
場所 湘南国際村ファミリーマート前
時間 12時〜14時になります。
今年最後の譲渡会になります。
寒さが増すこの季節。
皆様暖かい服装でいらして下さい。

みんな。
サンタがもしかしたら来るかもね。
最高のこれからのプレゼントを運んでくれるかもよ。

そして、
みんなを支えてくれている方達は『心のスペシャリスト』だよ。
本当の幸せが来るまで…。
『FIGHT!!︎』

KDP Kayoko Shimada

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