2013/05/01 保護センターから。

※ この記事は「KDPmayuのブログ:HOTDOGDAYS!!」からの転載です。
  画像が見えない場合は、↑のリンクからご覧ください。(IEでご覧の方、ごめんなさい)

前回のアップから、ずいぶん間が空いてしまいました。
4月6とか7とかのアップだったと思うので、
約一ヶ月。
「殺処分0」を掲げて一ヶ月。
短い一ヶ月ですが、いろいろなことがありました。

数回分のセンターから引き出してきた犬たちの紹介をまとめて。

 
*あつし*
ミックスのおとこのこ
10才以上
柴犬位の大きさ
お散歩をあまりしたことがないのか、引っ張って歩く感じ。
でもすごく元気とも言い難い。
手を少し怖がる。虐待されていたように感じる。

  
*サスケ*
ミックスのおとこのこ
中年
小さめの中型
あつしと同じ人からの放棄。
足にひどい怪我の痕。骨が折れたが治った模様。
少し怖がるけれど人が好き。

  
*もんた*
10才以上
ミックスのおとこのこ
中型
現在入院中。
来た当初からひどい下痢…腹膜炎などを起こしていました。
もうすぐ退院予定。

  
*レオナルド・デカプリオ*
しば??ミックス?のおとこのこ
10才以上
目があまり見えていないが生活に支障はない程度。
がっちりむちっとしている割に食が細め。
お散歩はゆっくり歩く。

  
*コーギー*
ピカピカのコーギー。
ここでの紹介よりも早く、譲渡させていただきました。
ピカピカだから?いいえ。違います。
この子は半身不随で、歩くことができません。
病名もはっきりしていません。
写真で見る限りはピカピカでハンサムなコーギーですが、
すでに介護が必要なのです。
状況をしっかり理解した上で、迎えてくださった方がいました。
感謝しております。
どうもありがとうございました。

  
*のんのん*
ボーダーコリー
3、4才のおとこのこ
20キロを超えています。
かなり大きく立派です。
訓練がはいっているのか人には従順です。
こわがりな部分もあります。
ほかの犬とはあまりうまく遊べないのかも?

 
*ぷちゅお*
ミックスのおとこのこ
1才位 中型
人に対しては引っ込み思案みたいなところもありますが、
犬に対してはとてもナイス。
嫌なことをしない良い子。
ながくながくセンターにいました。
 
  
*ピコル*
10才くらい
ミニチュアダックスのおんなのこ
こわがりですが人は好きです。
お散歩も元気に歩けます。
歯がボロボロだったので、歯石除去をしました。

 IMG01299.jpg 
*こじろう*
セターのおとこのこ
セターの中では大きいと思います。
明るく人懐っこく、とても良い子です。
大きく発達した肺を見る限り、
若い頃はたくさん山を走っていたのだと思われます。

 
 *ちはる*
柴犬のおんなのこ
10才以上
ヘルニアか大きなポリープがあります。
ふらふらしてはいますが人に寄ってくるので、
意識ははっきりしているのだと思います。
どう処置をしていくのか、それがこの子のためになるのか。
検討中です。

一生をともに過ごしてくださる
里親さんを募集いたします。
詳しくはKDPサイトをご覧下さい。
https://kdp-satooya.org/

IMG01254.jpg 
秋田犬のまおちゃん

 IMG01343.jpg 
ミックスのひかるちゃん

 IMG01219.jpg 
ミニチュアダックスのはやと

この三匹も、上の写真の犬たちとそれぞれ一緒に引き出してきた犬たちです。
ここでの紹介を前に、死んでしまいました。
まおちゃんは下半身が動かず、寝たきりでした。
ですがゴハンもよく食べ、おしっこをしたいと吠えて知らせ、
人の手を愛おしそうに舐めてくれました。
来た次の日はとても調子がよかったのですが、
やたら水を飲むことから病院に相談。
膀胱炎か子宮蓄膿症などが疑われましたが、
手術は体力的に無理だろうと言われました。
薬でいくらからくになっても、根本的には治らないだろうし、
子宮蓄膿症なら、手を打たなければ死んでしまいます。
そして、夜になってから急変。
夜泣きなのだろうか、どこかいたいのだろうかと思っていたところ、
朝になってから死んでしまいました。

ひかるちゃんは、19才。
力が弱っており自分で立ち上がることができませんでした。
それでもしっかりとごはんを食べ、
なんとか自分で動こうとしていました。
来てから、ほんの数日。
29日、じょうとかいの次の日に亡くなりました。

はやとは、来た当初から顔が傾いており、
脳や神経に問題があると思われました。
人懐っこく、少々わがままではあるが…
それもかわいい程度。
人のそばに居れればいい。
別におるすばんができないわけでもない。
とても、素直な良い子。
二週間。前日になんとなく調子が悪くなり、
あぁ、死んでしまうんだと感じました。
喚くわけでもなく、静かに息を引き取りました。

IMG01078.jpg 
4月初旬に来たメルモ。
腫瘍があり、調子が悪そうだとは思っていましたが、
この子も一週間も経たずに、死んでしまいました。

犬は生きているから、死んでいきます。
忙しい生活の中での介護、大変だったかもしれません。
でも、あと数日だったはずです。
長年過ごした家で命を全うするのと、
どこか知らないところで死んでいくのと、
または、センターで死ぬのと、
犬は、どれがいいんだろうか。

ありがとう、と言う、
ごちそうさま、と言う、
命の最後を見届ける、

わたしにとってはどれも当たり前のこと過ぎて、
それを訴える気にもならないけれど。

最近強く感じるのは…。

今は、一昔に比べ「良い飼い方」の飼い主が増え、
殺処分数自体が減っている傾向にはある。
去年もおととしも、これでもか!ってくらい犬を保護し、
病院に連れて行き、里親さんに譲渡し…。
でも全くまだまだだったと思った。
まだまだわかっていなかったと思った。

いくらで看取るつもりでいます。
最期を一緒に過ごせることが、どれだけありがたいことなのか知っているから。
安心なんて出来るはずもないところで、
誰なのかもわからない私に身をゆだね、
ほんの少しでも安らかに死んでくれるなら。

どんな年齢の子も、病気の子も、
少しでもしあわせに過ごせるようでしたら譲渡いたします。

その後の様子や、お礼、ご報告などもアップいたします。
どうぞよろしくお願い致します。

 
  

One Response to 2013/05/01 保護センターから。

神保  へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA